FP福耳先生の家計見直し
昨秋に起こったアメリカ発の世界的な金融不安。
日本でも大企業の業績悪化や、派遣・期間雇用の方たちの解雇問題などが大々的に報道されましたね。こんな世の中だから不安を感じているママ・パパ。今こそ家計を見直してみませんか?
毎日のように報道される不況の問題。
「これから将来どうなってしまうのだろう?」
「パパの会社は大丈夫だろうか?」
「子どもを安心して育てていけるかしら?」
こんな世の中ですから、いろいろと不安を感じてしまいますよね。
そんなとき、真っ先に考えるのが家計の節約ではないでしょうか?
でも、その節約、どうやって考えてどこをどれだけ削りますか?やみくもに節約しようとしても上手にできません。
では、どうすればよいでしょうか。
節約のためには、まず左の4点をキチンとチェックすることが大切。さあ、さっそく始めましょう!
はじめに、家族の年表を作ってみてください。ママが何歳のときに、パパは何歳で、お子さまは何歳かを年表で確認してみましょう。
お子さまの年齢から進学計画(7歳から12歳が小学生、13歳から15歳が中学生、といった具合です)を記入すると、いつごろ教育費がかかるのか、わかりやすくなります。
また、住宅ローンがある方、お住まいの購入計画がある方は、ローン完済が何歳になるかを確認してください。60歳で定年退職してからの老後の長さも実感できると思います。
そう、この年表で家族の将来を見渡して、「いつごろお金がかかるのか」を実感していただきたいのです。
例えば…「お子さまが小さい現在よりも、高校生・大学生になる時期のほうが支出が多い!」「定年退職して収入がなくなる老後が長い!」ということが感じられると思います。
わかりやすく言えば「必要なところにはキチンとお金をかけ、必要性の低いものから見直していきましょう!」ということです。多くのご家庭ではすでに今までやってきたことだと思います。しかし、不況や将来に不安のあるこの時代、よりしっかり優先順位を見極めて見直していきましょう。
優先順位は家族によって考え方が違うと思います。ママ・パパでしっかりと話し合って何にキチンとお金をかけるかを決めて、無駄遣いがないかをあぶり出してください。
次に「何にいくらかかっているか?」という実態も把握しておきましょう。ベストなのは家計簿を毎月つけることですが、もし家計簿をつけてないのなら、1~2ヵ月だけでもいいのでつけてみてください。
さあ、あとは「2.支出(お金の使いどころ)の優先順位を考える」で決めた優先順位に従って、優先順位の低いものから「3.実際の支出(何にいくらかかっているか)を書き出してみる」の支出の実態をシェイプアップしていけばOKですよ。
しかし…、目標がないとなかなかうまくいかないもの。だんだん自分を甘やかしてしまい、失敗してしまう例もあります。
そこで、「毎月3万円は貯金する」「毎月の生活費は10万円以内に抑える」などのような目標を設定してみてください。具体的に金額を設定することで、やる気が断然ちがってきますね!
いかがですか? 以上のようなポイントを踏まえて、節約を進めてみてください。
「どうやって見直しを進めたらよいかわからない!」というママ・パパ! 私、福耳先生があなたの家計見直しをお手伝いできます!!
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