ドクターニュース
ロタウイルス性胃腸炎は、以前は、冬の胃腸炎の代表選手だったのですが、近年はむしろ春先から増え始め、初夏まで検出が続く、春の胃腸炎の代表選手になってきています。ロタウイルス性の胃腸炎は、発熱、おう吐、下痢の症状が強くなりやすく、また乳児がかかった際にけいれんを起こしやすくなることが知られています。ご注意ください。
また、春先のこの時期に増えてくるのが、ヒトメタニューモウイルス性気管支炎です。このウイルスによる気管支炎は、RSウイルス性の気管支炎とよく似た症状を起こします(発熱、咳、ぜいぜい)。
1) 国立感染症研究所:インフルエンザ流行レベルマップ2016年第10週
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/813-idsc/map/6101-flu-map.html
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