ドクターニュース
7月になりました。梅雨が明けると、まぶしいほどの夏がやってきます。この時期は、湿度と気温の上昇により食中毒が急増します。肉や魚、野菜は新鮮なものを購入し、すぐに冷蔵庫に保存しましょう。調理する時には、野菜はよく洗い、肉や魚はよく火を通します。まな板や包丁の消毒にも気を付けましょう。詳しくは、厚生労働省の「食中毒について」1)をご覧ください。
さて、第26週((6/22~6/28)の全国3000か所の小児科定点医療機関からの報告2)によると、手足口病の定点当たり報告数は前週比20%増の4.6人となりました。都道府県別では徳島県(16.1人)を筆頭に、香川県(14.3人)、京都府(11.1人)をはじめ、20都道府県で警報開始基準値の5人を超えています。伝染性紅斑は前週比25%増の定点あたり1.1人でした。長野県(2.54人)を筆頭に、5都道府県で警報開始基準値の5人を超えています。今後の流行状況にご注意ください。
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