ドクターニュース
2月になりました。暦の上では立春を迎え、春が待ち遠しいですね。園や学校では卒園・卒業に向けて色々な行事が予定されていると思います。インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症にかからないよう、手洗い・うがいを行い、十分な睡眠を取って体調を整えておきましょう。
さて、全国定点医療機関からの報告1)によると、第5週(1月26日~2月1日)のインフルエンザの定点あたりの報告数は、警報レベルを超えていた前週の39.4人より減少し、定点あたり29.1人となりました。都道府県別では大分県58.5人、鹿児島県53.1人、山口県51.7人と西日本でまだ高くなっています。ウイルスの検出状況としては、これまでのところAH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されています。インフルエンザの流行は峠を越えつつあると思われますが、これからB型の流行も始まります。今しばらく流行の動向に注意が必要です。
1)国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
2)薬局サーベイランス日報 抗インフルエンザ薬によるインフルエンザ推定患者数
Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.
この記事にコメントしよう