ドクターニュース
1年で一番寒い季節を迎えました。卒業を控え、園や学校では色々な行事が予定されていると思います。インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症にかかった人は、周りへの感染を防ぐためにも医師の出席停止の指示を守って登園・登校しましょう。
さて、第4週(1月21日~27日)の全国定点医療機関からのインフルエンザの報告数1)は大幅に増加し、定点あたり36.44と警報レベル30を超えました。都道府県別では、以下の順となっています。
1位:新潟県(53.81)
2位:千葉県(53.22)
3位:長崎県(50.91)
4位:埼玉県(49.53)
5位:愛知県(46.65)
ウイルスの検出状況としては、これまでのところAH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されています。今後の流行の動向にご注意ください。
全国約3,000の小児科定点医療機関からの報告2)によると、第3週(1月14日~20日)の報告数は以下の順となっています。
1位:インフルエンザ
2位:感染性胃腸炎
3位:A群溶血性連鎖球菌性咽頭炎
4位:水痘(みずぼうそう)
5位:RSウイルス感染症
感染性胃腸炎の報告数は、減少に転じました。都道府県別では宮崎県(14.67)、熊本県(13.04)、高知県(11.37)が多くなっています。
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