インフルエンザのことならハッピー・ノート.com!

育児・子育て支援サイト ハッピー・ノート.com
ハッピー・ノートドットコムとは RSSフィード メルマガ登録
  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
子どもたちの健康のために今の時期注意すべきこと、流行っている病気などについて、タイムリーな情報を小児科の先生からお届けします。
藤岡 雅司
藤岡 雅司先生のプロフィール
ふじおか小児科(大阪府富田林市)院長。大阪市立大学医学部卒。大阪小児科医会、富田林医師会などで予防接種を担当。子どもたちのアドボカシー活動の一環として予防接種制度の充実を目指している。

2012年12月の感染症情報

ドクターニュース

2012年12月21日

感染性胃腸炎の流行はそろそろピークを越えそうです

感染性胃腸炎の流行が続いていると報道されていますが、流行の勢いもやや収まりつつあるようです。検出されている病原体のほとんどはノロウイルスですね。感染力がとても強く、子どもだけでなく大人もかかりますので、家族全員が吐いたりゲリをしたりしているケースも少なくありません。

 

小さな子どもでは脱水症に注意しましょう。吐き気の強い間はすぐに飲んだり食べたりできませんが、2、3時間たてばたいていはおさまってきます。子ども用のイオン飲料などをスプーンで少しずつ増やしながら与えていくと、うまくいくことが多いようです。乳製品は控えましょう。水分がとれるようになれば、そろそろ食事も再開できますが、おかゆ、うどんなど炭水化物のものを与えるとよいでしょう。

 

高齢者施設での死亡のケースが報道されていますが、寝たきりのお年寄りでは吐いた物をのどに詰まらせしまいます。ロタウイルスに比べるとゲリの程度が軽いことが多いので、乳幼児ではそれほど心配することはありません。

インフルエンザが流行モードに入りました

12月に入ってインフルエンザの患者さんが増えてきています。全国約5,000か所の医療機関からの集計では、1医療機関当たりの報告数が12月10日から16日の週で1.17となり、流行シーズン入りの目安となる1を超えました。流行入りの時期は例年並みの様子です。

 

地域別では、佐賀県、群馬県、沖縄県が多いようです。患者さんから検出されるウイルスはほとんどがA香港型です。このまま増加の一途をたどるかどうかはわかりませんが、学校や幼稚園が冬休みに入りましたので、本格的な流行は1月中旬以降になるのではと思われます。

 

インフルエンザの予防には、ワクチンがもっとも重要です。インフルエンザにかかると重症になりやすい高齢者や幼児、心臓や肺に持病のある人、妊婦さんなどはできるだけ早めにワクチンを接種しておきましょう。重症になりやすい人と接触する人もワクチン接種が必要です。

 

本格的に流行してきたら、人ごみはできるだけ避けましょう。適当な加湿や暖房、マスクや手洗いも有効です。風邪気味という人は、咳エチケットを心がけて、他の人にうつさないように注意しましょう。

RSウイルス感染症もあなどれません

今年はいままでで最大の流行となったRSウイルス感染症ですが、減ったとはいえ年末のこの時期にはまだまだあなどれない病気です。小さな赤ちゃんや心臓や肺に病気を持つ乳幼児では重症になりやすいので要注意です。

 

今シーズンから外来での迅速検査が健康保険で認められるようになったため、検査をおこなう医療機関が増えてきました。大きな流行となったのには、外来での検査数の増加も影響したと考えられています。

 

RSウイルス感染症では高熱を出すことも少なくありません。インフルエンザと思っていても、実はRSウイルスという場合もあるのです。健康保険で検査が認められているのは主に乳児だけですが、外来での検査が一般的となってきたので、「検査陰性でもインフルエンザ」とされていた患者さんが、実はRSウイルス感染症であったということが分かるかもしれませんね。

楽しいお正月となりますように

さて、お送りしてきた私のドクターニュース(感染症情報)ですが、今回で終了させていただくことになりました。町の一小児科医としての考え方や心意気を、お会いしたこともない保護者の方々に何とか届けたいと考え、自分の外来で親御さんにお話しするような雰囲気になるようにと心がけて書いたつもりでしたが、あらためて読み返してみると、つたない文章でお恥ずかしい限りです。

 

一年間お付き合いくださり、本当にありがとうございました。小児科医として、すべての子どもたちが幸せになることを心から願っております。では、楽しいお正月となりますように。

この記事に投票しよう


この記事のみんなの評価

2

0

注目TOPICS

ココもみてね! ドクターニュース

  • ウェルカムベビーの結婚式場
  • ウェルカムベビーのお宿
Happy-Note
Happy-Note
Happy-Note For マタニティ
Happy-Note For mum

注目トピックス

家が子育てのパートナー<br>家事も、心も、健康も住まいがサポート!【HESTAホーム】
家が子育てのパートナー
家事も、心も、健康も住まいがサポート!【HESTAホーム】
食材の宅配サービスが強い味方に!<br>妊娠期〜産後の食生活をごきげんにするコツ
食材の宅配サービスが強い味方に!
妊娠期〜産後の食生活をごきげんにするコツ
育ちざかりにこそ必要な栄養を手軽に摂取<br>食事にコップ1杯をプラスして丈夫な体づくりを
育ちざかりにこそ必要な栄養を手軽に摂取
食事にコップ1杯をプラスして丈夫な体づくりを
「楽しい!」「できた!」心がはずむ体験で<br>
「楽しい!」「できた!」心がはずむ体験で
"音楽を感じる心"や"創造性""表現力"を育むヤマハミュージックスクール
地域に住むすべての人々の居場所になる。和歌山県の
地域に住むすべての人々の居場所になる。和歌山県の"こども食堂"
大きな省エネ・清らか空気・快適空調のエアコンで<br>季節を問わず子育てを楽しめる家に
大きな省エネ・清らか空気・快適空調のエアコンで
季節を問わず子育てを楽しめる家に
おうちの水を丸ごとナノバブル化して<br>家事ラク&衛生的な生活を実現
おうちの水を丸ごとナノバブル化して
家事ラク&衛生的な生活を実現
電気を「つくる・ためる・上手につかう」電化住宅で<br>おトクで快適、笑顔あふれる新しい暮らしを始めよう
電気を「つくる・ためる・上手につかう」電化住宅で
おトクで快適、笑顔あふれる新しい暮らしを始めよう
あなたの思いが世界の子どもたちのチャンスを広げる<br>明るい未来に向けて、「プラン・インターナショナル」の寄付という支援活動に参加しよう
あなたの思いが世界の子どもたちのチャンスを広げる
明るい未来に向けて、「プラン・インターナショナル」の寄付という支援活動に参加しよう
乳幼児向けのおもちゃに新しい安全基準が誕生<br>安心のおもちゃでお子さまの好奇心いっぱいの毎日を応援
乳幼児向けのおもちゃに新しい安全基準が誕生
安心のおもちゃでお子さまの好奇心いっぱいの毎日を応援
ミキハウス子育て総研による『地方への移住促進プロジェクト』
ミキハウス子育て総研による『地方への移住促進プロジェクト』
「今」を写真に残して、「将来」の安心も考えられる<br>子育て世帯のためのお子さま撮影会&お金の相談会
「今」を写真に残して、「将来」の安心も考えられる
子育て世帯のためのお子さま撮影会&お金の相談会
お子さまの夢はできるだけ叶えてあげたい。教育資金づくりは「つみたて投資+保険」で準備しましょう
お子さまの夢はできるだけ叶えてあげたい。教育資金づくりは「つみたて投資+保険」で準備しましょう
子育てと仕事の両立でも無理なく自分のペースで学べる<br>「学びたい」気持ちを応援する通信制大学は「放送大学」
子育てと仕事の両立でも無理なく自分のペースで学べる
「学びたい」気持ちを応援する通信制大学は「放送大学」
そろそろ本気で光熱費削減を考えたい方へ<br>取り付けやすい超軽量ソーラーパネルがおすすめ
そろそろ本気で光熱費削減を考えたい方へ
取り付けやすい超軽量ソーラーパネルがおすすめ
初めての感染で重症化の可能性も...2歳までにほぼ100%かかるRSウイルス感染症
初めての感染で重症化の可能性も...2歳までにほぼ100%かかるRSウイルス感染症
ヤケドしにくい安全設計で全方位をぐるりと暖かく<br>お部屋の空気を汚さず、乾燥させず、安心&快適に
ヤケドしにくい安全設計で全方位をぐるりと暖かく
お部屋の空気を汚さず、乾燥させず、安心&快適に
理想の住まいを準備するなら産休・育休中がチャンス<br>子育てにピッタリな住環境を効率よく整えよう!
理想の住まいを準備するなら産休・育休中がチャンス
子育てにピッタリな住環境を効率よく整えよう!

Weeklyゴーゴーリサーチ ★投票受付中★

今週の投票

"つわり"大丈夫でしたか?
抽選で5名様に『図書カード500円分』をプレゼント。
投票する
今週のプレゼント
ハグ育ラボ
ミキハウス オフィシャルページへ
Happy-Note編集部twitter
ハッピー・ノート編集部ブログ
ハッピー・ノート編集部フェイスブック

このページのトップへ

Copyright © 2011 Mikihouse child & family research and marketing institute inc. All rights reserved.