健診・かかり方 子どもの病気 教えて!ドクター
特に初めての赤ちゃんの場合、出産後のママの身体が回復し、パパとママが赤ちゃんのいる生活に慣れ、またある程度環境が変わっても親子が対応できる時期、できれば首が座る生後4か月以降の方が無難でしょう。
予防接種がある程度終わっていればさらに安心です。
赤ちゃん連れで旅行する時は、授乳やおむつ替えなどで何かと時間が取られるので、スケジュールなどをこまかく設定せずゆっくりのんびりできることが一番です。決して大人中心のハードスケジュールにしてはいけません。まずは近場で、できれば親子だけでのんびり過ごしましょう。
旅行でいいのはパパママが家事をしなくてよいこと、そしてその分ゆっくり、ふたりで一緒に赤ちゃんに向き合えることです。親子、夫婦の間で、日常生活と違う新しい発見が必ずあります。
多くなりがちな荷物を手に持たずに行けて便利なので、マイカーを利用するファミリーが一番多いようです。周囲に気兼ねせず自由におむつ替えや授乳ができるという点でも気楽ですし、他の人との接触が少ない、つまり感染症をもらうリスクも少ないです。事故防止のためチャイルドシートを使い、1時間に1回は休憩するようにしましょう。
帰省などで、もし長距離の電車や飛行機を利用するなら、ネット予約ではなく電話で予約して赤ちゃんがいることを伝えておきましょう。特に飛行機を利用する赤ちゃん連れの場合はスクリーンの手前の席や、国内線でもバシネット(固定式のベビーベッド)を予約できる場合もあるので聞いてみるとよいです。離着陸の際は気圧の変化による耳痛などを防ぐために高度が安 定するまで水分を飲ませましょう。
電車や飛行機内の移動中に眠らせるための薬を希望される方がいますが、かえってぐずったりなかなか目が覚めなかったりすることがあるので飲み慣れていない薬はおすすめしません。
楽しい赤ちゃん連れ旅行のためには安心を提供してくれる宿泊先が欠かせません。喫煙可だったり危険が多いホテルではパパママも落ち着けません。その点、あらかじめママ目線で館内のサービスを工夫したり子どもにも安心な間取りになっている、〝ウェルカムベビーのお宿〞に認定された施設など子連れ歓迎のホテルや旅館だと安心です。まずは予約サイトで家族向けのプラン、子連れファミリーに安心なお宿を探しましょう。
子連れ旅行の場合、思わぬハプニングに見舞われることも多いので、いろいろな状況を想定して必要な持ち物は忘れずに。たとえば旅先で急にけがや病気になった時、救急病院にかかる時に備えて保険証や母子手帳を必ず持っていきましょう。発熱時、あるいはけがをした時、何の予防接種を済ませているかなどの母子手帳の記録は病院にとって大事な情報です。
脱ぎ着しやすい多めの着替えやおむつ、上着はもちろん、飲み水やいつも飲んでいるミルクやベビーフード、必要な場合は常備薬、肌に合った保湿剤、顔や手を拭くための薄手のおしぼりタオル、乳児の場合は、授乳時の目隠しや急に寒くなった時子どもをくるんだりちょっと寝かせる時に敷けるように、1枚何役もこなす大きめのバスタオルもあるとよいです。移動中飽きた時用に新しいおもちゃや絵本が少しあると気が紛れてよいですが、環境の変化で不安になるのでお気に入りも忘れずに。
でものんびり楽しく行くのが赤ちゃん連れ旅行の良いところ。赤ちゃんの衣食と安全さえ確保されていれば大丈夫と考えて、あまり神経質にならず困った時は夫婦で協力しあって、楽しい経験を増やしてきてくださいね。
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