妊娠・マタニティ ママの病気・健康 教えて!ドクター
私の昔からの持論「人間は初期ほど大切。特に3歳までの生活が以後の人生に大きな影響を及ぼす。とりわけ生後3ヵ月の間を赤ちゃんと両親がいかに向き合うかが重要である。」という事が、多くの赤ちゃん学者によって検証されるようになりました。
赤ちゃんは全く無力に見えますが、実は驚異的な学習能力を持っていることがわかってきました。
生後10ヵ月頃の赤ちゃんの脳神経細胞(シナプス)は大人の1.5倍もあり、自分の将来に役に立つシナプスは強化され、これから生きていく上に必要ないシナプスが消滅して、徐々に大人のシナプスの数まで減少します。
赤ちゃんは生きていく上に必要な認知力や適応能力を遊びを通して身につけていきます。
そこで親達は賢い子どもに育てようとDVDなどの教材で学ばせようとします。しかし映像による一方向性の学習には効果に限界があり、映像の中に出てきた事柄を、実際に生身の人間が子どもと一緒に繰り返すことで効果があがることが証明されています。赤ちゃんにとっては、玩具や絵本を与えておくだけでなく、それを通して人とかかわりあうことの方が能力を伸ばせることが分かります。
このように確かに初期ほど大切なのですが、私の言う初期は実は新生児誕生の瞬間に始まるのではなく、子宮の中に新しい生命が芽生えた時に始まるのです。つまり赤ちゃんがまだ胎内にいる時に母親がどのような妊娠生活を送るかが最も大切なのです。
30年程前まで、流産や早産は運動や乗り物の振動によるものと考えられていました。従って妊娠すると安静を基本とする生活指導が行われました。その結果肥満妊婦が激増し妊娠中毒症(妊娠性高血圧症)や難産が多発しました。これを防ぐには妊婦にも適度な運動負荷が必要という信念を持ち、1981年マタニティビクスを考案しました。
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