健診・かかり方 子どもの病気 教えて!ドクター
皮膚科は知識と経験が全て。
病名や疑い病名、治療・経過や疾患の説明ができる。
診断がつかない時に薬を出さない。
皮疹をきちんと診る。
しっかり生検(皮膚をとって調べる)。
外用剤は①塗布する場所②塗る回数③使用期間の指示がある。
こんな先生なら大丈夫。あとは医師との相性です。
医師がお聞きしたいことは、科によってほぼ決まっています。
①まずいつから?(突然それとも徐々?)
②体のどこに?(省かないで全て教えて)
③痒い・痛い?いずれでもない?
④皮疹はずっとありますか?出たり消えたりしますか?
⑤皮疹が全身にあれば朝と夜の熱を測りましょう。
⑥治療はされましたか?使用した薬を教えてください。
⑦他の病気で治療をされていれば、ご病名とお薬を全て教えて下さい。
⑧最後はご家族のアトピー歴(喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎)とトラブルをおこしたお薬の名前。
①「皮疹の説明は医者でもむずかしい」。百聞は一見にしかず。
②「ちょっとだけよ」はダメ。シャツや襟の隙間からではなく、全てお見せ下さい。脱がせ易い服を着せましょう。
③「前出た皮疹と同じなので同じ薬ください」はイケマセン。同じかどうかは診ないとわかりません。
④「長く使っている薬や化粧品は大丈夫」は大間違い。長く使う結果、感作(免疫系が覚える事)され、カブレや薬疹が生じます。
⑤「皮膚病は血液検査で診断される」はウソ。皮膚病の多くは見て診断し、血液検査は補助。アトピー性皮膚炎を血液検査で診断することはありません。
⑥「原因は見ていた私だけが知っている」はカンニンして。皮膚症状は誰でも見えるので、原因から診断まで決める方も多いです。例えば「昨日、木に触れ、皮疹が生じた、だから病気は木のかぶれダ」とする3段論法です。一見正しいようですが、皮膚科医は皮疹から病気を考えます。皮疹には医学的なきまりがあります。それから外れたら、いかに木のカブレと思えても、そうではないのです。
⑦「ステロイド 一言聞けば悪魔の薬」思い込みも、ちょっと心を開いて、医師の説明を聞いて!
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