子育てパラダイス
下の子におっぱいをやっているときまって上の子が『おしっこ~』と泣き始める
下の子が生まれたとたんに、上の子が甘えんぼさんになること、よくあるよね。なにかにつけて「ママ~、やってー」。特に下の子の授乳やおむつ替え中を狙いすましたように、突進(!)してくる。ママの膝を奪い返しにくるわけです。
自分に関心を向けてほしくて、赤ちゃん返りしてるんだ、さみしいんだな。
と、わかってはいても!
親としてはやっぱり困っちゃうんだよね。下の子は手がかかるし、自分の体はひとつしかないし。もっとお兄ちゃん、お姉ちゃんらしくしてくれないかな、とつい考えてしまいます。「ひとりでできるでしょ」と言ってしまうこともある。
でもね、これをしてると、なかなか今の状態から抜け出せないんだ。上の子はママの愛情を確認して安心したいのに、「拒否」されると余計不安になるじゃない。んで、さらに甘える。気持ちがこじれる。エスカレートして下の子に「攻撃」し始める子もいます。
この迷路を抜けるには、上の子を安心させることがいちばん。というわけでここは、反対にママのほうから「あなたも忘れてないよ。大好きよ」とアピールしまくっちゃいましょう。
たとえば下の子におっぱいをあげるときに「○○ちゃんにも飲んでほしいな」と上の子を誘ったり、おむつ替えのときに「○○ちゃんのおむつも替えたいな」と呼んでみたり。それで上の子がノッてきたら、ホントにさせてあげちゃうの。
しばらくは大変だけど、双子ちゃんの育児だと思ってがんばって。そのうち愛情をたっぷり感じて満足したら、上の子のほうから「もう赤ちゃんじゃないもん」と離れていくはずだから。イソップ童話の「北風と太陽」みたいにね。
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