Weekly ゴーゴーリサーチ(第819回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
お子さまのアレルギーはママ・パパとして気になることのひとつ。とくに食べるものに関しては気を遣われているのではないでしょうか。
そこで、今回のリサーチは、食物アレルギーをテーマに、皆さんの気になること、工夫などを教えていただきました。
ママ・パパは食物アレルギーに「やや関心がある」とお答えの方が44.8%、「非常に関心がある」とお答えの方が36.5%。関心度は高いようです。
ご家族に食物アレルギーの(疑われる)方は、「いない」とお答えの方が60.4%。一方、いる方は、「子ども(20.4%)」 「ママ(16.1%)」「パパ(12.7%)」という順になりました。大人になってから食物アレルギーになったというママ・パパもいらっしゃるのでは。
お子さまの(妊娠中の)食べ物で気を遣われているものは、
「卵(34.2%)」
「そば(23.6%)」
「えび(16.0%)」
「かに(14.1%)」
「牛乳(14.0%)」
「小麦(11.3%)」
「いくら(魚卵)(10.0%)」
という順になりました。
アレルギー反応が出やすく、妊娠中や乳幼児期はとくに気を付けることが浸透している「卵」がトップに。
続いては、「そば」。そばはアレルギー反応が重いとも言われ、注意されているよう。
「えび」「かに」といった甲殻類、「いくら」など魚卵も上位にランクイン。
また、「牛乳」「小麦」は多くの食べ物に使用され、口にすることも多いので、乳幼児期は慎重になっておられるようです。
外食のメニューの材料や成分の表示は、「できるだけ確認する」とお答えの方が42.9 %、「必ず確認する」とお答えの方が16.0%。アレルギーがあるお子さまは原因の食品を口にしないことが不可欠。お子さまは避けたほうがよい食品もあるので、6割近くの方がチェックされていますね。
「特に確認しない」とお答えの方は41.1%でした。
市販食品(お菓子や加工食品)の材料や成分は、「できるだけ確認する」とお答えの方が43.2%、「必ず確認する」とお答えの方が18.8%。Q4で伺った外食の時と同様に確認される方が多いですね。市販食品は添加物など安全面も気になるので、アレルギーに関わらず、チェックされているのかも。
卵にアレルギー反応が出ていたので、固ゆで卵からゆっくり進めていっています。体調によって痒がる時があるので、食事後の子どもの様子はしっかり見るようにしています。(キレンジャー/大阪府東大阪市)卵アレルギーだったら卵焼きには卵を使わずにかぼちゃのペーストと豆腐を使って同じようなものを作っていた。マクロビオティックの調理法を参考にして食事を作っていた。(まっぴー/島根県松江市)子ども同士でのおやつ交換は必ずさせずに保護者に確認してからを親子共に徹底しています。(つむつむ/東京都府中市)添加物については極力与えないようにはしています。原産国や産地にも気をつけています。(mimo/兵庫県神戸市)父親が幼児期だけ鶏肉アレルギーだったので、離乳食では遅く取り入れたこと。また鶏肉アレルギーは卵にもアレルギーが出やすいので、2歳までは必ず火を通すことを決めていた。キウイアレルギーが身内にいるので、これも同様にした。(そらほし/東京都八王子市)初めての食べ物に接する離乳食は特に気を付けました。すぐにでる症状もあれば1日2日たってからでることもあるので、初の食べ物は少量にしていました。(じょうたろう/兵庫県明石市)体調をみて、体調の良くない日は、危険だな。と思うものは食べさせない。(よっぴー/富山県砺波市)素手でアレルゲンを含む食材には触らないこと。外食の際はアレルゲンを含む食材を除去または代替え食材にしてもらうこと。(はーちゃん/滋賀県甲賀市)同じ食卓で食べるときはお皿の色を変える。みんなにわかるように今日の献立でなにが除去かを伝える。指差し確認!(にくきゅう/愛知県豊川市)子供が卵とミルクアレルギーなので、食べられないものも多いのですが、家で食事をする際、なるべくみんなと同じ物を食べていると思えるように工夫しています。シチューの時は、豆乳で野菜を煮たり、マヨネーズのサラダの時は、子供の分だけ卵未使用のマヨネーズを使ったりしています。(クロ/埼玉県戸田市)小麦アレルギーのこどもに合わせて小麦粉を購入せず米粉で何でも代用して家族全員同じものを食べている。(豆大福/北海道札幌市)同じ調理器具を使わず、子ども専用の調理器具を使用するようにしている。(さんちゃん/神奈川県小田原市)初めてあげる食べ物は午前中に少量与えるようにしていた。飲食店でうどんを食べるときは、そばと一緒に茹でていないか確認している。(さーや/愛知県津島市)飲食物の見た目や、固定概念で判断しないように気をつけています。例えば、最近透明なミルクティーが販売されました。一見すると透明なので、乳製品が含まれていると分からず飲んでしまう方もいるのではないかとおもいます。(ひっか/福島県福島市)
「食物アレルギーに関心ありますか?」と題した今回のリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
食物アレルギーに対してママ・パパの関心度は高く、お子さまはもちろん、ご自身の食べる物にも気を遣われているよう。外食の時、市販食品を購入する時は材料や成分の表示をチェック。なるべく国産、無添加の食品を選び、手作り、代替えも心がけておられますね。また、ご家族、ごきょうだいでアレルギーがある、ないで、一人だけ食べられない物があるとかわいそうなので、お皿の色を変えたり、みんなで同じものを食べたりされているようでした。
「これはアレルギー反応?」「これは食べさせていいの?」など、気になることがあれば、かかりつけのお医者様に相談してくださいね!
第820回の投票テーマは「子どものお医者さん、どうしてますか?」です。
今週もぜひご投票ください。
代替え食品でおいしいメニューの完成!ママの腕の見せ所だね♪・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.食物アレルギーに関心はありますか?
Q2.家族に食物アレルギーの(が疑われる)方はいますか?(複数可)
Q3-1.子どもの食べ物(授乳中はママの食べ物)でアレルギーに気をつけているものはありますか?(複数可)
Q4.外食の時に、メニューの材料や成分(アレルギー表示)を確認しますか?
Q5.市販食品(お菓子や加工食品)を購入する時に、材料や成分(アレルギー表示)を確認しますか?
Q6.食物アレルギーについて、気をつけている(いた)ことや、食事の工夫などがあれば、教えてください。
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