Weekly ゴーゴーリサーチ(第814回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
赤ちゃんの生命や成長の源である授乳。母乳の場合、出る、出にくいなど個人差があり、出産後に戸惑われた方も多いと思います。そこで、今回は、皆さんの“母乳育児”事情について調査しました。
授乳中に母乳は「出た」とお答えの方は63.4%。一人目はもちろん、二人目、三人目もよく出たというママも。
「あまり出なかった」とお答えの方は23.6%。出る、出ないの比較が難しく、「どちらともいえない」とお答えの方が13.0%いらっしゃいました。
母乳を与える時間は、「特に決めていなかった」とお答えの方が多く、74.4%。赤ちゃんがおなかを空かせている時はもちろん、泣いたり、ご機嫌がナナメだったりした時にも与えられていたのかも。
「決めていた」とお答えの方は25.6%でした。
一日あたり母乳を与える回数は、半数の50.2%の方が「10~15回」とお答えに。50.2%。授乳は2〜3時間おきが目安とされていて、それに対応しているようですね。
赤ちゃんにもよく飲む、あまり飲まないと個人差があるので、「9回以下」とお答えの方が21.5%。「覚えていない」とお答えの方が20.1%でした。
赤ちゃんが産まれたら、「自分のおっぱいで育てたいな」と思っていたママが多いはず。それだけに、「誕生~1ヵ月」は、44.1%の方が、出るか、出ないかなど不安を感じていたとお答えに。一方、不安は「特にない」とお答えの方も多く、34.4%。ゴクゴクとおっぱいを飲んでくれる赤ちゃんが愛おしくて、不安が吹っ飛んだのかもしれませんね。
母乳育児で困ったことは、「飲んだ量が分からない」とお答えの方が6割近くで、57.7%。ミルクと違って、母乳は量ることができず、赤ちゃんの様子で判断するしかないですものね。
以下は、
「おっぱいの張り・しこり(35.5%)」
「薬が飲めない(32.6%)」
「歯で噛まれて痛い(28.5%)」
「げっぷがなかなか出ない(26.8%)」
「他の人に預けられない(26.0%)」
「上手に吸ってくれない(25.7%)」
という順になりました。
どの項目にも均等にチェックが入っていましたが、ママの時間的、体力的なお困りが上位に。メリットがたくさんある分、お困りも隣り合わせなのでしょう。
母乳で困った時の相談先や頼りを伺うと、「ネットで調べた」という方が多く、47.9%。育児に忙しく、外に出にくいママにとって、自宅でさっと調べられるネットは頼りになる存在だったのでは。
続いては、「出産した産院」とお答えの方で38.5%。妊娠中や出産後に産院での母乳教室などに通っていた方も多く、ママのこともよく知ってくれているので、相談しやすいですよね。
以下は、「ママ・パパの母(38.5%)」 「ママ友(29.6%)」と、母乳育児を経験した身近な方を頼りにされていたようです。
和食が良いとされていますが、気にしすぎて神経質になり乳腺炎になったのでもう食べ物にはあまりこだわらずある程度ケーキやアイスも食べてストレスを溜めないようにしました。(颯まま/京都府木津川市)食事は栄養価の高いバランスのとれたものを妊娠中から取るように心がけた。それでも授乳中には貧血気味にもなったが、ヨーグルトやフルーツなど間食して母乳が出るように心がけた。(さつまいも/静岡県富士市)油分の多いものは控えたほうがいいでしょう。万が一母乳が出なくとも、ミルクで子供は健康に育ちます。あまりプレッシャーを感じないでください。自治体の保健師さんの相談は頼りになりますよ。(らすかるまま/埼玉県和光市)水分をとにかくたくさん取るようにした。出産前までは1リットル飲めなかったが、授乳中は2リットルぐらい飲むようにした。飲まないとクラクラするので。。(あゆみ/東京都立川市)白米やもち米を食べると母乳の量が増えると聞いたのでよく食べました。赤ちゃんに吸ってもらうことで母乳量も増えるし赤ちゃんもおっぱいの吸い方が分かってくると思うので最初は慣れなくてお互いに苦労すると思いますが諦めずに続ける事が大事だと思います。お母さんが眠い時や体調を崩した時はミルクを使ってみたりして無理をしなことも大切です。(あてま/新潟県柏崎市)冷え性がひどかったのでとにかく足先と腰を温めました。肩が凝るのも良くないそうなので肩甲骨のストレッチをしてから、授乳をするといつもより出る感じがしました。なにより血流を良くすると良いのかもしれません。(えりー/福島県喜多方市)新生児の時に頻回授乳をして母乳の量を増やすようにしました。助産師さんにおっぱいマッサージを教えてもらったり、おっぱいを温かいタオルで温めたりしていました。出てるのかどうか不安になりましたが、その不安もストレスになって母乳を出ににくくすると聞いたので、体重が増えていれば大丈夫!と気にしないことも大切だと思いながら授乳していました。(ばん/山梨県甲府市)常温の水を飲んだり、甘い物を食べないようにしたりしました。妊娠前から乳頭が小さくマッサージなどしましたが、そんな事では大きくならず、産後は乳頭吸引機を使って何度も吸出しましたが、赤ちゃんが吸いづらい、出が少ない!とギャン泣きで吸ってくれず諦めてしまいました。乳頭が小さいお母さんは、お医者さんと相談して産まれる前にしっかり乳頭を出した方がいいですよ!(にゃろめ/埼玉県さいたま市)出産して少し太ってしまいましたが、ダイエットなどしてしまったら母乳に影響が出てしまうと思い、ダイエットはしませんでした。そのおかげか母乳が出にくいという悩みはありませんでした。ダイエットは育児が終わってからでもできますからね。(マチャマチャ/沖縄県浦添市)今も2人目を完母で育てています。特に新生児期はしっかり母乳を与えることも大切ですが、たとえ細切れでもきちんと睡眠を取ることで、母乳の量も増えるみたいなので、あまり思い詰めずに気楽に母乳育児を楽しんで欲しいです。お酒を飲めないのは辛いですが、いつまでも続くものでもないですし、私は1人目の時に、3歳まで授乳していた為、健康診断の肝臓の値がとっても良くなりました(笑)(むきき/京都府城陽市)私はあまり母乳が出なかったので初めから混合(母乳と粉ミルク)でしたが、痛いマッサージも何とか耐えて(笑)少しでも母乳を・・・と思いました。が、結局は早い段階で粉ミルクオンリーになってしまいましたが、あまり母乳に執着せず、今はいい粉ミルクがあるんだし、と割り切る事も大切かなと思いましたし、実際粉ミルクで育った娘も健康そのものです!(ミルキィピンク/三重県亀山市)一人目の時は苦労なく出た母乳。二人目の時は足りぬほど出ませんでした。同じ体なのに違いが大きく驚きました。出過ぎも出なさすぎも不安になりますが、出産した病院や自治体の保健婦さん、助産師さんへどんどん聞いて、不安解消してくださいね。話すだけでも気持ちは落ち着くし、こうあらねばならない、っていうのはないんですから!(さりぃ/群馬県藤岡市)
「母乳育児事情調査」と題したリサーチはいかがでしたか?
赤ちゃんにとって生命の源であり、母体からの恵みでもある母乳。経済的、作る手間が省けるなどメリットも多いのですが、出る・出ないなど個人差が大きい、食事管理やおっぱいのケアが大変、乳腺炎など病気が心配といったデメリットも伴い、これらがストレスになってしまう場合も。赤ちゃんを育てる=母乳では決してありません。今回のリサーチでも、ママが大変だったので母乳は止めた、ミルクを併用したという方が大半! 母乳でもミルクでも赤ちゃんに愛情をいっぱい注ぎ、スキンシップをすることこそが授乳ですものね。今回も皆さんにご協力いただき、ありがとうございました。
第815回の投票テーマは「通わせてますか?習い事」です。
今週もぜひご投票ください。
おっぱいを一生懸命飲む姿、おなかいっぱいでスヤスヤ眠る顔、すべてがママの宝物だね☆・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.授乳期間中、母乳はよく出ましたか?
Q2.新生児の頃(生後1~3ヵ月)は、母乳を与える時間を決めていましたか?
Q3.新生児の頃は、一日に何回くらい母乳を与えていましたか?(差がある場合は多い時)
Q4.母乳が出なくて(出ているか分からなくて)不安に思った時期はありますか?
Q5-1.母乳育児で困ったことはありますか?(複数可)
Q5-2.その他の場合は?
Q6-1.困ったときに相談したり、頼りにしたのは?(複数可)
Q6-2.その他の場合は?
Q7.母乳を出すために気をつけた(工夫した)ことや、これから出産を迎える方へのアドバイスがあれば教えてください。
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