Weekly ゴーゴーリサーチ(第775回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
日が短くなり、暗くなるのが早くなるこの季節。年末年始に向かって物入りな時でもあり、夜道を歩くのが怖い、留守中の我が家が心配という方も多いでしょう。そこで、今回は皆さんの防犯対策について、教えていただきました。
今回リサーチの対象となる皆さんの住居の形態は「戸建住宅(50.8%)」 「集合住宅(49.2%)」となりました。
皆さんが行っている住居の防犯対策は、
「家の中にまとまった現金はおかない(56.2%)」
「テレビ付きインターホンにしている(45.8%)」
「近くの交番の場所を知っている(37.1%)」
「個人情報(電話番号、住所)の分かる書類は捨てない・シュレッダーにかける(29.3%)」
「家の周りに燃えやすいものを置かない(24.7%)」
「就寝時に雨戸やシャッターをしめている(24.1%)」
「帰宅が夜になる時は室内灯をつけて出る(20.3%)」
「家の周りにセンサーライトをつけている(19.9%)」
「在宅の時はチェーンロックをしている(19.3%)」
「ピッキングに強いドア鍵にしている(19.0%)」
という順になりました。
トップは、「家の中にまとまった現金はおかない」。万一、泥棒に入られたとしても被害を最小限に抑えられますよね。もちろん、侵入させない対策もされており、「帰宅が夜になる時は室内灯をつけて出る」「家の周りにセンサーライトをつけている」「ピッキングに強いドア鍵にしている」なども上位にランクイン。泥棒など侵入者は鍵が開かないことはもちろん、開閉や破壊に時間がかかること、人の気配があること、目立つ、目撃されることを嫌うので、皆さん、そこをしっかり対策されていますね。
また、業者を装っての犯罪も増えているので、在宅中も防犯対策されているようで、「テレビ付きインターホンにしている」「就寝時に雨戸やシャッターをしめている」「在宅の時はチェーンロックをしている」にチェックされた方も多数。
いざとなれば交番へ駆け込めるよう、場所をチェックし、子どもたちにも教えていらっしゃる方もいらっしゃいました。
また、放火を防ぐ「家の周りに燃えやすいものを置かない」、個人情報の流出を防ぐ「個人情報(電話番号、住所)の分かる書類は捨てない・シュレッダーにかける」も多くの方が対策されています。
住居の防犯対策として、心強いのが警備会社のホームセキュリティ。皆さんに関心度を伺うと、「関心がある」という方が42.9%。プロに万全の防犯をして欲しいとお考えのようですね。
一方、半数の50.0%の方が「特に関心は無い」にチェック。経費もかかるので、自分たちで対策をされているのでしょう。
最近、特に不安になっていること、対策を考えたいことは、
「個人情報の流出(47.2%)」
「空き巣(46.8%)」
「誘拐・不審者(45.3%)」
「火災・放火(37.8%)」
「通り魔(34.8%)」
という順になりました。
トップは、「個人情報の流出」。最近は、特にスマホやPCなどによる個人情報流出の犯罪が激増し、手口も高度化。SNSやショッピングなど毎日頻繁に使うものだけに不安も大きくなりますよね。
続いては、「空き巣」に不安を感じ、対策を考えておられるよう。空き巣も手口が巧妙化。対策をしていても不安になるのでしょう。住まいや命を守るという点では、「火災・放火」も対策を取らないと怖いですよね。
また、お子さまがいるママ・パパは、つねに「誘拐・不審者」を不安に感じてしまうのでは。「通り魔」もいつ巻き込まれるかわからないだけに、多くの方がチェックされました。
夕方からシャッターを閉めたり、帰りが遅くなる日はシャッターを閉めて出掛けます。子供にも人通りの少ないところに行かない、1人で行動しない、例え警察や学校の人と言われても親と祖父母(頻繁に会ってる身内)以外にはついていかないことを伝えています。(あーちゃん/兵庫県姫路市)保育園の送り迎えの際に、子どものバッグや服に付いているお名前バッジを外すか、上着で隠すようにする。知らない人に指名を知られないないため。外で遊ぶ際には、スカートの下にタイツを履かせる。子どもの盗撮を防ぎたいので。集合住宅のメリットでもある、ご近所の子どもたちと一緒に外で遊んでもらって、保護者が常に見ていなくてもいいように、複数で行動してもらう。人のいない部屋の窓は閉めて、明かりだけはつけておく。(ほのぼの/神奈川県川崎市)不審な人物がいた時などすぐに教えてもらえるように、日ごろから信用できるご近所さんには挨拶をするように心がけています。おかげで、「最近近所に放火があった」「訪問販売が多い」「不審者が出た」などの情報をいち早く教えてもらえて助かっています。(もえんが/山口県萩市)子供がお稽古に行くときなど、できる限りついていきます。また、危ないところやどういう犯罪が起こりやすいかも、場所ごとにその都度子供に話して、警戒する意識をつけています。(ゆっきぃ/埼玉県さいたま市)田舎に住んでいるので父と母が鍵をかけるという習慣を持っておらず、鍵かけを提案しても「こんな家に入っても何も取るものないよ~」などと言うばかりで平和ボケしているというか、嫁の立場からじゃ強く言えないのが困りものです…。せめて日中は誰か家にいるようにして、私がいる時は鍵はかけていますが(^^;)子供の防犯については3才の子には防犯キーホルダーを持たせたり、一人で行動させないようにしています。(パスタ/島根県出雲市)遅い時間に暗い道をひとりで歩く際は、いつでも警察に電話できる状態にしておく。防犯ブザーを持ち歩く。常に周りに注意して気を張って歩く。(りんご/大阪府高槻市)数年前に私の住んでいるマンションの1階に空き巣が入り、パトカーが5台以上も来るという騒ぎになりました。自分の住んでいるマンションに空き巣が入った事がショックでしたし、マンションの2階に住んでいる私としては人事ではないなと思い、大家さんに相談しピッキングされにくい鍵穴に変えて、ベランダ近くの窓は防犯ガラスに替えました。マンションに入った空き巣は窓ガラスを割って鍵を開けて、室内に侵入していた事が分かったので、大家さんも防犯ガラスに替えることに共感してくれたので良かったです。(なりあき/鳥取県鳥取市)実は我が家、10年ほど前に空き巣被害にあいました。子供がまだ1歳くらいで保育園から帰宅後、たまたまその日だけ近くの実家に夕食を食べに行った、ほんの2時間の間に。新築時に主人が面格子を嫌がりつけなかった洗面所の窓から。すぐに面格子も付け、窓ガラスも一番の強化硝子にし、センサーライトも表と裏につけました。被害が大きかったのですが、人的な被害がなくてほんと良かったと思います。今は子供が学校帰りとか塾の帰りに不審者が多発していますので集団で行動するように言い聞かせています。(うさこママ/愛知県春日井市)近所の家が空き巣に入られたと言うことで変な人を家の周りで見かけたら警戒するようにしたり、知り合いが数か月前に鞄を切られて財布などを盗まれたと聞いたので外出時に周りの不審な人物やちょっと変だなと思った人などに警戒するようにしています。(ヨコワケハンサム/神奈川県横浜市)小学生の低学年の娘には、学校の行き帰りは一人にならないように、兄弟や友達と一緒に居るように注意させています。夜に家族で出かける場合、空き巣対策として電気代はもったいないですが、家の電気は消さずテレビもつけて人気があるようにしています。(マチャマチャ/沖縄県浦添市)車上あらしは、車のなかにバッグなどをおきっぱなしにすると狙われやすいと、警察官の方に聞いたので、トランクに入れて隠すか、もって歩くようにしている。(まろぽん/愛知県半田市)情報が漏れないよう、インターネット等に書き込みをしない。住所や電話番号を教えない。外出時、子どもと手をつなぐ。(ちゃこ/埼玉県熊谷市)
「我が家は大丈夫?防犯対策チェック!」と題した今回のリサーチにもたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。
泥棒、放火、個人情報流出など、残念なことに収まることのない犯罪。フリーコメントを見ると、実際に被害に遭われたという方も…。自分たちでできることをしっかりやらなければ!と、いろいろと対策を取られていますね。住居については戸締まりを完璧にする、つねに人の気配をさせるなど対策。二重ロックやセンサーライトなど防犯グッズも活用されていました。また、ご近所とコミュニケーションを図り、不審者などの情報を交換する、防犯ブザーを持ち歩く、個人情報を流出させないといった自分たちを守る対策も取られているよう。お子さまにも、ママ・パパが留守中、誰かが来ても出ない、お友だちと一緒に明るい道を歩くなど、防犯について教えておられました。
犯罪者はちょっとした隙を狙うもの。対策と共に防犯意識も高めていきましょう。
第776回の投票テーマは「我が家の“帰省”事情調査!」です。
今週もぜひご投票ください。
玄関、窓のロックよし!センサーのセットよし!子どもと一緒に指さし確認、しっかり防犯しよう!・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.お住まいの住居の形態は?
Q2-1.住居の防犯対策を教えてください。(複数可)
Q2-2.その他の場合はどんなことですか?
Q3.警備会社のホームセキュリティに関心はありますか?
Q4-1.最近、特に不安になっていることや、対策を考えたいものを教えてください(複数可)
Q4-2.その他の場合はどんなことですか?
Q5.我が家で日頃、気をつけていることや、住居や子どもの防犯の工夫などがあれば教えてください。
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