Weekly ゴーゴーリサーチ(第745回分析結果) Weekly ゴーゴーリサーチ
ママ・パパにとって子育ての大先輩であるじ〜じ・ば〜ば。何かと頼りにしていることでしょう。一方、時代や子育ての方法、考え方などにギャップを感じる場合も。そこで今回は、「祖父母の孫育て事情」と題してリサーチを行いました。
現在、ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんのお住まいは、「車で1時間以内のところ」とお答えの方が41.5%でトップ。「歩いて行けるところ」とお答えの方が15.8%、「同居している」とお答えの方は8.1%でした。 一方、「遠方に住んでいる」とお答えの方が34.6%でした。
ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんが、孫と会ったり関わったりする頻度は、「週に1~2回」とお答えの方が25.4%、「月に1~2回」とお答えの方が23.3%と、定期的に関わっておられるようですね。Q1で伺ったママ側のおじいちゃん・おばあちゃんが近隣に住まわれている方は関わる頻度が多いのかもしれませんね。
ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんの孫の育児の関わり方は、「遊び相手になってくれる」とお答えの方が72.7%でトップ。おじいちゃん・おばあちゃんにとって、孫と遊ぶのは楽しいのでは?
以下は、
「身の回りをお世話してくれる(49.7%)」
「よく相談にのってもらう(39.1%)」
「病気の時に助けてもらう(34.8%)」
「一緒に旅行やおでかけをする(33.6%)」
「金銭面で協力してくれる(30.5%)」
という順になりました。
お子さまの身の回りのお世話や相談相手と、ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんは、孫の育児に幅広く、積極的に関わっておられるようです。
現在、パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんのお住まいは、「車で1時間以内のところ」とお答えの方が41.8%でトップ。「歩いて行けるところ」とお答えの方が13.4%、「同居している」とお答えの方は7.3%でした。 一方、「遠方に住んでいる」とお答えの方が37.5%でした。
ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんに比べて、同居率がやや低めに。最近は「マスオさん」も増えてきているのかもしれませんね。
ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんが、孫と会ったり関わったりする頻度は、「月に1~2回」とお答えの方が26.1%でトップ。
以下は
「2~3ヶ月に1回(19.8%)」
「年に1回以下(16.6%)」
「半年に1回(15.4%)」
という順になりました。
ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんに比べると、パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんが孫の育児に関わる頻度は少ないようです。
パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんの孫の育児の関わり方は、
「遊び相手になってくれる(58.6%)」
「身の回りをお世話してくれる(26.4%)」
「金銭面で協力してくれる(25.6%)」
「一緒に旅行やおでかけをする(23.3%)」
「あまり関わることはない(21.0%)」
という順になりました。
トップは、「遊び相手になってくれる」。パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんにとっても孫と遊ぶことが楽しみなのでしょう。
ただ、ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんと違って、「よく相談にのってもらう」という方は少なめ。「あまり関わることはない」という方が増えました。
子育ての中心はママになる場合が多いので、ママとしてはパパ側のおじいちゃん・おばあちゃんに遠慮があるのかもしれませんね。
孫の育児で、一番頼りにしているのは、「ママ側のおばあちゃん」という方で73.1%。子育ての中心であるママは、自分のお母さんには何でも相談しやすく、頼りになるのでしょう。
同じ女性、母親という点で、「パパ側のおばあちゃん」を頼りにされている方も18.7%いらっしゃいました。
娘に対していけないことをすると私も注意したり怒ったりしますが、おじいちゃんおばあちゃんも私の娘が可愛い孫には違いはないけど、いけないことをした時はきちんと注意したり怒ったりしてくれます。いくら可愛い孫だからといって注意したり怒ったりしないということはないです。(娘らぶ/新潟県燕市)本人たちは直接会っておもちゃやお菓子を買ってあげて、孫の喜ぶ顔がみたいのだと思います。しかし、私としては住宅の補助や塾や習い事など学費の援助といった、環境面でのサポートをガンガンしてほしいです。ある程度ものがわかるようになれば、祖父母に感謝することになるのだから、おもちゃによる一時の笑顔ではなく、子どもが一生にわたって笑顔になれるようなサポートを考えてくれたらうれしいなと思います。(むきゅん/東京都足立区)母親である私自身が祖父母を知らないで生まれ育ったので、子供達がおじいちゃん、おばあちゃんの膝の上で本を読んでもらったり、一緒にブロックで遊んでいるのを見ると微笑ましくなります。子供達も、おじいちゃん、おばあちゃんを遊び相手として慕ってくれているので、厳格な私の父も厳しい上下関係よりも同じ目線で遊んでくれるのが、とても嬉しいです。(ぱんだこぱんだ/埼玉県さいたま市)旦那側の義父母は歩いていける距離に住んでいるが、会いたいと連絡が来たりしないのでイベント事がないとなかなか行く機会がないから、連絡してきてほしい。(みくぽん/埼玉県新座市)母親である私が厳しくしつけようと思っているので、じいじ・ばあばは甘えられる存在になって欲しいと思っています。けれどもそれは食べ物やおもちゃを買い与えるとかではなく、しっかりと話を聞いてくれるような精神的な甘えになって欲しいです。(もえんが/山口県萩市)孫に会うのが癒しみたいなので、会える時になるべく会わせてあげたいです。大きくなったら、遊園地などおでかけも一緒に行きたいです。私の父には全然なつかず怖いを連発するので、少し慣れてほしい。(ローズ/兵庫県相生市)孫と関わる事で親孝行もして行きたいです。実家がどちらも遠方のためTV電話や写真を送ったり成長の過程を報告して行きたい。(ゆっちん/北海道旭川市)私自身すごく、おばあちゃんっ子で 同居していたというのもあり、小さい頃はよく一緒にお風呂に入り 学生時代は毎日お弁当を作ってくれ、成人してからは よく買い物に行きました。それら全てが幸せな時間でした。子供達も、私と同じような経験をして欲しいです。(ここおさママ/大阪府守口市)ママ側の祖父には、ダメなことはダメと甘やかし過ぎずしっかりしつけまでお願いしています。パパ側だと中々言えず、甘やかしまくりで。もう少しだけ孫でもしっかり教育の観点で見て欲しい。(みみ/沖縄県豊見城市)私自身、両親が共働きで祖父母と過ごす時間が長かった。今でも祖父母と過ごした時間は、とてもいい思い出で鮮明に覚えている。子ども達にも出来るだけ祖父母と過ごす時間を与えたいと思っている。(すまいりーすまいる/静岡県御殿場市)
「祖父母の孫育て事情」と題したリサーチはいかがでしたか。
結果を見ると、同居はもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんと定期的に会える範囲に住んでおられると、孫への関わりが深くなるよう。ただ、ママが何でも相談できる、頼れるのはママ側のおばあちゃんで、パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんには遠慮もあるせいか、関わり度は低めでした。
もちろん、ママ側、パパ側に限らず、おじいちゃん・おばあちゃんと孫とのふれあい、絆は皆さん大切にされています。家族の形、お住まいなどにもよりますが、ある程度の距離感を持ちつつ、コミュニケーションをしっかり図りながら、孫育てに関わってもらえるのが理想ですよね!
今回もたくさんのご投票、ありがとうございました。
第746回の投票テーマは「子どもの喜ぶ“おやつ”は?」です。
今週もぜひご投票ください。
孫の笑顔にたくさん会わせてあげることが、ママ・パパにとって「親孝行」・・・ (byミキハウス子育て総研)
Q1.現在、ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんは、近くに住んでいますか?
Q2.ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんが、孫と会ったり関わったりする頻度はどれくらい?
Q3-1.ママ側のおじいちゃん・おばあちゃんは、孫の育児にどのように関わっていますか?(複数可)
Q3-2.その他の場合はどんな関わり方ですか?
Q4.現在、パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんは、近くに住んでいますか?
Q5.パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんが、孫と会ったり関わったりする頻度はどれくらい?
Q6-1.パパ側のおじいちゃん・おばあちゃんは、孫の育児にどのように関わっていますか?(複数可)
Q6-2.その他の場合はどんな関わり方ですか?
Q7.育児(孫育て)について、一番、頼りにしているのは?
Q8.おじいちゃん・おばあちゃんと孫との関わりについて、どのように関わって欲しいか、 どんな関係が望ましいか、日頃感じている事やエピソードなど教えてください。
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